成田線大菅踏切事故で運転士が殉職になったことを受けて踏切事故等の際乗務員を保護するための前面強化工事が1995年3月末までに行われた。113系等では車両基地で施工し、前面がステンレスの車両も見られたが、本形式では検査入場の際に工場で鋼板を取り付ける工事を実施した。但し、1974年以降に製造された車両は高運転台構造で当初から強化されているので改造はされなかった。1993年12月までの大宮工場での施工車は尾灯上部の足掛けが外側にずれて設置されているが、インドネシアに譲渡された車両は全てこの形態である。

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